前回まで
インガにアデル・ジェインが妊娠した相手が、インガの初恋の相手のヘクトル・アベリーと教えたリーガン。
【23話】<ディア・イングレッド> ネタバレ
*リーガンの独白
王の庶子。権力をもつ身でありがながらの中毒者。
向き合わずに避けることが俺への最善の対応。
まわりの者が俺を見下せないように強く威圧、そして恐怖を感じ俺に畏れを抱くように。
ファルネーゼ家も例外ではなかった。
お前のその笑顔にはなにもこめられていない。お前もやはりファルネーゼ家の一員。
”俺を見下し避けようとする奴らと同じ部類だ”
インガの笑顔が気に入らず、リーガンはベッドから立ち去ろうとする。
いきなり?と驚くインガに、女には不自由していないと言う。
また、面白味のない女を相手にしていてもつまらないとも。
悲しい顔をするインガだが、結婚式以降一度もキスをしてくれませんねと言い”キスしてくれませんか”とリーガンに頼む。
その後、バローム入りの煙草を咥えた。
リーガンが止めに入るも、約束は果たしたからキスして欲しいとリーガンにせまる。
”なんで俺はいつも流されるんだ”と思いながらもリーガンはインガにキスをした。
リーガンは来月パーティーを計画している様子。
インガに宮廷楽士を呼ぶように依頼する。
一瞬無言になるインガだが、ぜひ呼びましょうと言う。
なにかを企んでいるような顔で笑うリーガン。
リーガンの弟であるヨヘンが遊びに来る。
インガが実家であるファルネーゼ公爵邸へ帰るというので、エスコートを申し出た。
道中の馬車で他愛もない会話をする2人。
エスペンサー家にまともな嫁を迎え入れることができて安心したと言うヨヘン。
前妻たちはひどいものだった。
特に二番目の妻であった、エストラは宝石を盗む、酒癖が悪い、リーガンが大切にしていたピアノの線を切り裂くといった異常な女だった。
ヨヘンは兄貴に苦しめられたら一言言うから、教えてくれとインガに言う。
インガはヨヘンを頼もしく思った。
無事、実家のファルネーゼ公爵邸に着いたインガとヨヘン。
入口ではメイドのエルザ、兄2人が出迎えていた。
そんな三人を見つけたインガは涙目になるのであった。
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感想
インガの笑顔の意味はリーガンの独白がなければ不明でしたww
わかる人おったんかいね。
コメントもよくわからん派が多かったですね。面白い。
そして、実家に着いて涙目のインガに草生えました。