前回まで
インガはリーガンの弟であるヨヘンとともに、インガの実家であるファルネーゼ公爵邸へ向かった。
【24話】<ディア・イングレッド> ネタバレ
出迎えたバンディットに抱きつくインガ。隣に立っているメイドのエルザは泣いていた。
バンディットはおかえりと言いインガの頬を撫で、嬉しそうにするインガ。
2番目の兄であるエドウィンはインガに忘れられていたようで憎まれ口を言う。
3人で母であるトリシアに会いにいきお茶をする。
トリシアはヨヘンに対してのみ、好印象を抱いている様子。
その場に居ないリーガンをフォローするかのようにインガはリーガンのことを、根は優しく自分は今の生活に満足していると言う。
少し間をおき、トリシアは騒ぎを起こしたからにはそうでないと困ると言い放ちお茶会は終了。
インガとエドが廊下を歩きながら会話をする。
久々の再会なのに、バンディットがいなくなったことに不満を言うインガ。
第3王女であるイザベルの使いを迎えに行っているとのこと。
どうやらイザベルはバンディットを好んでいるよう。
バンディットに会いたかったのなら、イザベル様も式にいらっしゃればよかったのにとサラッとインガは言った。
”式”という言葉に反応して、エドはヘクトルがいたことを知っていたかとインガに問う。
聞かなくてもわかっているのでしょう?とエドに返答するインガ。
続けてインガは、結婚式なのに父が欠席すると聞いて悲しくなったが結局は安心したのとエドに言う。
そして、話題を変えリーガンがピアノの弾けることを話す。
リーガンのことが嫌いなエドは興味がないが、インガが夜の社交界に1人で行ったことを思い出し言い争いになる。
エドはインガの髪の毛を引っ張り、お返しにインガはエドに目つぶしをする。
座り込んだまま立たないエドを不審に思い声をかけるインガ。
”お前は本当に大丈夫か?俺に、もっと力があれば…”と切なげに言う。
そして、リーガンになにかされたら俺に言えよ。ともインガに言った。
”ヨヘンにも同じセリフを言われた。今日で2回目よ”とインガが言うと、エドはヨヘンのことを”誰かと違っていい奴そうだな”と告げた。
帰りの馬車の中、インガは考えていたことをヨヘンに聞く。
「リーガンは子どもを持つことについてどう思うかしら?」と。
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感想
イザベルはバンディットを好んでいるんですねwこっちも見たいw
デレるバンディットが見たいよw
それにしても、ファルネーゼ家は手が出るの早いですね。
妹の髪の毛を引っ張る兄に対して、兄に目つぶしする妹。
エドとインガのやり取りが好きです。
リーガンとインガの子ども…全く想像できません(-_-;)