前回まで
実家のファルネーゼ公爵邸でつかの間をすごしたインガ。
帰りの馬車内でインガがヨヘンに尋ねたのは、”リーガンが子どもを持つことについてどう思うか”だった。
【25話】<ディア・イングレッド> ネタバレ
ヘッセンは執務室にいるリーガンをたまたま見つけた。
リーガンはヘクトル・アベリーを裏調査しており、その資料を読んでいる最中だった。
ヘッセンが資料を読むと、①バンディットが宮廷楽士を薦めたこと②2年で指揮者になったこと③インガの元家庭教師だったことが書かれていた。
平民としてはかなり立派な経歴だとヘッセンは言う。
ヘッセンの言葉にリーガンは肯定し、”立派すぎてめちゃくちゃにしてやりたい”と言った。
インガがエスペンサー夫人になり、はじめてのパーティーがもうすぐ開催される。
開催前から各地で話題になり、執事やメイドたちにも気合いがはいる。
開始3時間前。インガは慌ただしくメイドたちに指示をだしていた。
途中、体調が悪くなり座りこむもヘンソンに支えられ大事には至らなかった。
奥様らしい奥様がやっと来たと使用人たちは喜んでいるから、できるだけ使用人たちに任せて欲しいとヘンソンは言う。
しかし、これは私がやることだと断るインガ。
体調が悪いことをリーガンに伝えることだけでもしたほうがいいと言うヘンソンに対して、その必要はないと再度断るインガ。
”テラスに行こう”と引き続き準備をするインガを心配そうに見るヘンソン。
リーガンはダニエルとパーティーの準備をしている様子を眺めていた。
しかし、リーガンは薬を断たれた中毒者のように顔色が悪く、ダニエルは心配をする。
数日前のことを思いだすダニエル。
夜の社交界でリーガンとともにベッドに入った女が部屋から怒りでてきた。
”レディーに恥をかかせるなんて最低!”と叫びながら。
なんと、リーガンはインガ以外の他の女に興奮できなくなってしまったのだった。
薬を断っているのはそのせいかと腑に落ちたダニエル。
当の本人のリーガンはしきりに当たりを見回し、誰かを探している様子だった。
インガはメイドから宮廷楽士が到着したと連絡をうけ、出迎える。
宮廷楽士であるヘクトル・アベリーが膝をつき、インガの手の甲にキスをする。
その様子をリーガンは苛立ちながら眺めていた。
挨拶が終わり、立ち去るヘクトルをインガが”先生”と呼びとめる。
少し話ができませんか?というインガに対して、申し訳ないと断るヘクトル。
一方ダニエルは、薬断ちをしているリーガンに対し今日の様子は酷いから薬を飲んだほうがいいと提案する。
ダニエルの提案にリーガンは”今すぐに最上級のバロームを持ってこい”と命令するのであった。
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感想
リーガンがインガ以外の女に欲情しなくなっているのが惚れている証拠ですね。
あー早くイチャラブしてくれ。
インガは早速の妊娠かな?
最後のリーガンの顔がキモ怖すぎます。
これは絵でぜひ見てほしい。早くお薬断ちして欲しい。