前回まで
リーガンは自分の意思でファルネーゼ公爵に謝罪の手紙を書いた。翌日、怒ったエドがリーガンを訪ねてくる。
その手にはなぜか謝罪の手紙が握られており、エドはリーガンに手紙で済ませられる問題ではないと声を荒げた。
【34話】<ディア・イングレッド> ネタバレ
エドはリーガンに対し、誠意を見せて直接謝罪しに来いと言い怒りをあらわにするも、インガがエドに会いにやって来る。
インガの手を引き連れて帰ろうとするエド。”インガを返してほしければ父に謝罪しろ”と再度声を荒げる。
なぜ父に謝罪を?とわけのわからないインガはエドに説明を求め、”私の家はここよ”とエドの手を振り払う。
インガは、兄であるエドに対し”ファルネーゼ公子。落ち着いて説明して下さい。”と淡々と言った。
エドから説明をうけ、状況を把握したインガはリーガンをかばう。エドはインガが壊れたと驚く一方で、エドとインガによる罠だと疑問に思う。
そんなエドとリーガンの気持ちとは裏腹に、インガはお金が必要なら払うし直接の謝罪が望みであるなら私が出向くとエドに言った。あの日のパーティーの責任者は私であるから、私が全ての責任を負う、ということも付け加えて。
茫然とするリーガンとエド。
2人をよそにインガは続けて、妻である私が出向くのも謝罪する理由にはならないのか?とエドを責め立てる。それは…とエドも反論。
もういい、と話を止めたのはリーガン。もう一度謝罪の手紙を送るからエドに帰るよう命じた。
その後自室でリーガンは、インガがファルネーゼ公爵とのもめ事を隠していた自分に対してなぜ怒らないのか疑問に思う。
なにか企んでいるのか?と不安に思うも、薬に逃げようと棚を探すと赤い薔薇の刺繍が入った白いハンカチが目にはいった。
直後、背後からインガに声をかけられ出過ぎた真似をして申し訳ないと謝られた。は?とわけのわからないリーガン。
自分は周りが認めるクズ男だとお前も知っているだろう、とリーガンが言うと、インガは素敵な人だと否定する。
バカにしているのか?なぜ俺を庇う?とリーガンが声を荒げるも、インガは一言”私たちは夫婦なのですから”と返答したのだった。
感想
エド、ドンマイ。怒ってばかりのエド、いつか君の笑顔をみせておくれ。
いやー、インガに夫婦なのですからと言われたリーガンの横顔がたまりません。早くインガを溺愛してくれー!!!
インガは先生に謝罪してからの気持ちの切りかえがすごい。心の底からリーガンのことを好きではないよね?自分がリーガンを巻きこんで不幸にしてしまったことへの、申し訳なさから夫婦の義務をこなしてるんだよね?
インガがリーガン大好きっ!ってシーンも欲しいなぁ。好きでもない人と一夜をともに過ごすのは理解しがたい。。。