前回まで
インガに惚れていることを自覚したリーガン。
【36話】<ディア・イングレッド> ネタバレ
エスペンサー家にむかう馬車の中でヘッセンとリーガンは先日のパーティーの会話をしている。内容はアデルとベントリーの電撃結婚だ。
エスペンサー家もといリーガンにとって最悪だったパーティー。ヘッセンは嫌味をこめてパーティーに招待してくれなくてありがとうとリーガンに言った。
その後エスペンサー家の事業の話になる。リーガンは先日バートン伯爵からの接待を断った。バートン伯爵はエスペンサー家鉄道事業の主力投資者。ヘッセンはバートン伯爵の気に障らないか不安。そんなヘッセンの気持ちも知らず、リーガンは今後の接待は全て午餐会(=昼に客を招待して、共に昼食を食べる会合)にしろと命じる。
誰だお前は!とヘッセンはリーガンに冗談を言った。リーガンに殴られそうになるも、真面目なトーンで、バートン伯爵の機嫌を損ねると事情全体に支障がでる可能性があると告げる。
少し考えた末、リーガンはシェディーに会うことを決意した。
エスペンサー家に帰宅したリーガンをヘンソンが出迎える。ヘンソンの手には一通の手紙。ファルネーゼ家より先日の返事が届いたのだった。
リーガンはその場ですぐに返信内容を確認。内容は、”エスペンサー家からの謝罪など受け取らぬ”と一言書いてあっただけ。
ヘンソンにインガがこのことを知っているのか尋ねたところ、インガはすでに手紙を読んで知っていた。インガの現在の居場所を聞くリーガン。
ヘンソンは、友人と一緒にいると返答。友人?と驚くリーガンだった。
インガがいる応接室にリーガンが行くと、インガとインガの友人であるカロアから挨拶をうける。カロアとカロアの手に抱かれた男の子の赤ん坊は5日ほどエスペンサー家に泊まる予定のよう。
一夜でもなく、5日泊まることに不快感をあらわすリーガン。カロアとその息子がいるとインガが抱けないと考えたためであった。
リーガンの顔をみてインガは体調が悪いかと心配した。気分をよくしたのかリーガンはカロアに対し引きつった笑顔で5日ほど楽しんでくれと告げ立ち去った。
立ち去ったリーガンをみてカロアはインガに本気でリーガンが好きなの?と聞くも、インガは無言になってしまった。直後、カロアの赤ん坊がおぎゃあおぎゃあと泣きだす。
カロアにお願いし、インガは赤ん坊をあやす。インガは幸せそうな笑顔で”かわいい赤ちゃん”とつぶやいたのだった。
感想
リーガンの頭が万年発情期で草。
最後のセリフをつぶやいたインガの絵が可愛すぎた。ほんと初期とは別人ですわ。