初めての妊娠、初めての出産、そして初めての育児。
どれも一見、新鮮でキラキラと華やかにみえますが実際は違います。
実際は、自分のご飯もままならず、短時間のシャワーのみ(ひどい時はシャワーすらできません)そんなのが日常。
ベビー雑誌の中の、メイクばっちりのキラキラしたママはディズニーランドのようにファンタジー。
現実は毎日、歯ぁ食いしばって赤ちゃんと必死に生きてます。
そんななか、旦那にイライラすることありませんか?
私は今でこそ落ち着いていますが、産後は酷かったです。「くそ旦那!」なんて数え切れないぐらい思いました。
でも、これはきっとどの夫婦も通る道です。
今日はそんな”イライラ”について語ります。
参考までに旦那はこんな感じ。どちらかというと”仕事は男。家事・育児は女のするもの。”そんな旦那です。
旦那の例
・肉体労働
・残業ありの激務(6時~22時)
・基本家事をしない
残業ありの激務でも育児に協力してくれる素敵な旦那様とは遠いです…。
よって、協力的な旦那様はこの記事に当てはまらない可能性大です。というより、当てはまりませんよね。
育児中、旦那にイライラするのは”自分の時間”がないから

慣れない初めての育児。旦那が出勤したら家の中で赤ちゃんと二人きり。それはそれは本当に孤独で辛い。
赤ちゃんがひとたび泣けば「お腹減ったのかな?眠いのかな?暑いのかな?寒いのかな?」
睡眠不足の頭で必死に考えを張り巡らせ、自分のことは常に後回しで一つずつ対処していきます。
一日も終わり旦那が帰宅。旦那は煙草吸いながらスマホゲーム。長く湯船につかりお風呂。ちょっと早く帰ってこれたもんなら、映画見たり。(赤ちゃん寝てるタイミング)
この瞬間!すごくイライラするんですよね。
赤ちゃんが寝てる時間のママってなにしてますか?
たいていは、ご飯の用意や食器の後片付け、搾乳や哺乳瓶の消毒、そして短時間の睡眠などなど。
そう、基本的には次の出来事に備えての準備ですよね。
でも、旦那は?
次の準備もくそもありません。思いっきり好きなタイミングで好きなことを満喫しています。
嫁:赤ちゃんの世話に追われてなに一つ好きなことが出来ない。睡眠不足で辛い。
旦那:好きなことばっかりしている。スマホぽちぽち。ごろごろ。
結局はこの差。「何でお前ばっかり好きなことしとるんや。」って。

口悪くてごめんさい。
わかりますよ。旦那も外で一生懸命働いて、その対価がお金となって私達が生きて生けること。感謝すべきところです。
でも、育児が辛いのも事実。家の中でのママは24時間営業です。
いや、むしろこれからは365日24時間営業です。
そんな辛い中、ほんの少し、1時間でもいいから「好きなことしてていいよ。」なんて言われたら救われませんか?

言われたかった。。
育児中のイライラ。実は…ホルモンの影響
「私の自由時間がない!旦那ばかりずるい!」本記事のタイトル通りの原因も一理あるのですが、実はホルモンの影響って知ってました?
ホルモン名は「オキシトシン」
恐らく聞いたことがある方も多いですね。別名は「幸せホルモン」
幸せホルモンのはずなのですが、産後はこのような状態をもたらします↓
出産時や産後の授乳時、わが子と触れあっている時などに多く分泌され、脳に作用して、わが子やパートナーへの愛情を強める働きをしています。ところが最近、愛情だけでなく、同時に「他者への攻撃性」を強める作用もあることが明らかになりました。たとえ夫であっても、育児に非協力的な人は「攻撃の対象」となり、イライラ感が強められて夫婦関係の破綻を招く恐れもあるというのです。
出典:NHKスペシャル
つまり、
育児に協力的な旦那=好き。大好き。これからもよろしくね。
育児に非協力的な旦那=攻撃対象。イライラ。目障り。うざい。うっとうしい。なにもしないならどっかいけ。
となるわけです。
イライラの根本的な原因…。
自分ではどうにもならないホルモンの影響だと知ることができたら、少しは気が楽になりませんか?
私がイライラを解決した方法
話し合う

私の場合のイライラ解決方法は…。
月並みですが、時間をかけて徹底的に話し合いました。
「今、私の身体ではオキシトシンというホルモンが発生している。育児に非協力的な奴は攻撃対象となり私自身イライラをコントロールすることが不可能。科学的に研究され証明もされている。これは私自身の問題ではなく、産後の女性全てに起きる問題。理解できないならオキシトシンをググって。あと、産後クライシスも。」
「育児が辛い。一人の時間が欲しい。肉体労働で疲れているのは理解しているが、もっと私の話を聞いて欲しい。私の苦労をわかって欲しい。私と同じ目線で育児に励んでほしい。」
要約すると確かこんな感じだったはず。

繰り返し繰り返し伝えました。
家の中の雰囲気が悪くなり「くそ旦那!」「もう実家に帰ったる!」「いても何もしないアンタとは離婚だ!」なんて思ったことも一度や二度じゃありません。
しかし、めげずに話し合いをしたところ解決に至りました。
・平日は私の話を聞く
・休日のお風呂担当
・お義母さんが都合よい日は、赤ちゃん連れて日帰りで遊びに行く(私抜き)
よそ様から見たら、普通のことかも知れませんが我が家にとっては大きな一歩でした。
手抜きしまくる
旦那があてにならないなら自分でなんとかするしかない!
もうとにかく、活用できるものは活用しまくってください。
掃除も洗濯も、ご飯も全部任せるものは任せる!
自分の精神の安定と睡眠時間を確保しましょう。
少しは楽になります。
・ロボット掃除機

・ドラム式洗濯機


ちなみに私は、長男の時の反省を生かし、我が家では次男の時にかんたくんと食材宅配を利用しました。
・食材宅配
宅食の中でも、ママに特化した宅食です。
ママのライフステージ別(妊娠中・産後)に設計された栄養バランスなので飽きがこないです。
まとめ
育児中にイライラするのは、”自分の時間がないから”。
もちろん、それも一つの原因です。が、根本的なのはホルモンの影響。
オキシトシンのせいなのです。ママがイライラするのも自然なこと。
何でこんなに旦那にイライラしてしまうの?と思っている場合、残念ながら旦那が育児に非協力的な場合が圧倒的に多いです。
しかし、育児は長い道のりです。
互いの理解を深めるためにも何度でも旦那さんと話し合って解決へ導いて下さいね。
旦那と赤ちゃんと楽しく過ごしていきましょう(できるだけ!)